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2006年1月10日 (火)

ネ20は4基あった

 昨日に続いて、「航空技術」12月号石澤レポートからの情報です。

Aviation_engineering  クライスラー社で試験研究用として米軍から提供されたネ20は2基あった。1946年8月と10月のの試運転の際、部品の一部を破損したために、もうひとつのエンジンから部品どりをして組み立てた。それが、IHI史料館に現在あるものとほぼ一致するとのことです。

 つまり、戦後ネ20は4基米国に渡り、クライスラー社で二個一になって日本に帰ってきた、ということになるらしいのです。

 この2基はタービンブレードの枚数が63枚と66枚と違っており、スラストベアリングの型式の違うものだったようです。

 IHIにあるエンジンはスターターの型式や燃料パイプの形状がオリジナルのものと違うことは、すでに分かっていました。これらオリジナルと違う点は、ノースロップ工科大学での実習に供されたときの変更だと、従来考えられていましたが、もう少し複雑な履歴があるようです。

 それにしても、クライスラー社が行ったネ20の試験レポートが残っているようで、ぜひ公開してほしい。読んでみたい。

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