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2006年11月29日 (水)

「水からの伝言」に騙されないためには・・・

江本勝氏が「水からの伝言」や「水は答えを知っている」で展開している『「ありがとう」とかの言葉では美しい結晶になり「ばかややろう」とかの汚い言葉では醜い結晶』になるという説に対して、ニセ科学であるという指摘がされています。

科学の側からの反論ではなくて、芸術家(表現者)の側からの反論をcorvoさんが宣言しましたが、『「水からの伝言」まとめ2』で実に明快にそして美しく展開されています。

単色では汚いようにみえる絵の具が、絵として構成されていく中で重要な役割を果たしていく過程が、corvoさんのパレットと描き上げられていく恐竜の絵とともに公開されています。

綺麗な言葉と汚い言葉を振り分けていくことの不毛さを絵の具に置き換えて、説得力があります。表現者ならば、江本氏の説の危うさに気づくべきだと主張しています。

最近知りましたが、江本氏のこの説は、こんな商売と直結しています。実にうまく仕組まれているという感じがします。この手の商売は、過去にもありましたしこれからも出てくるでしょう。これを見破る知性と感性とは、という観点で鴉工房での議論を興味深く読ませてもらいました。

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コメント

どうもご紹介ありがとうございます。
もっと表現者からも声を上げていかなくてはという思いでエントリーを書きました。
今日もパレットの上は、相変わらず美しくはありません。でも出来てくる絵は、また違います。
今回のことは勉強にもなりましたが、さすがに疲れますね。聞く耳もたない人の態度には、徒労感ばかりがつのります。

投稿: corvo | 2006年11月29日 (水) 23時15分

>今回のことは勉強にもなりましたが、さすがに疲れますね。
corvoさんのタフさには、驚くばかりです。

私もずいぶん勉強をさせてもらいました。

どうしても信じたい人はいるのですね。科学技術に携わっている人の中にも「波動」なるものにいかれている人はいます。

「美」も「道徳」も己の中に営々と築きあげていくものなのに、対象世界の何かに決めてもらいたいという願望が(弱さといってもいいかもしれませんが)あるのだと思います。

科学的な真実という奴も、実は対象世界に働きかけることによって得られた認識結果であるのに、客観的な真実そのものとみなす錯覚があリます。科学や技術にとっても、方法こそが重要でそれは営々と築き上げ磨かれなければならないものです。
鍛え磨くことがおろそかにされて、未だ知らぬこと未知としておくことに耐えられず、性急な「解答」を得ようとする人がいるのだと、思います。科学に関することも例外なく性急な「解答」を得るように教育されてきていますから・・・。

corvoさんの「表現者」への呼びかけは、その波紋を広げるでしょうし、またそうあってほしいものです。

投稿: SUBAL | 2006年11月30日 (木) 18時01分

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