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2006年12月22日 (金)

ロケットエンジンLE7

出張から帰ってきました。石川島播磨重工航空宇宙本部瑞穂工場と三菱重工名古屋誘導推進システム製作所を訪問してきました。

Sky 興味深い話はいっぱいあるのですが、ここで書けることは限られます。面白いものもたくさん見てきましたが、写真撮影は禁止でしたのでありません。機上から撮影した1枚です。

どちらの工場でも、私が歩いているとあちらこちらから懐かしい顔が近づいてきました。短い会話や眼差し中に、仕事や今の生活に対するそれぞれの覚悟が伝わってきて久しぶりにいい旅でした。

各職場で非破壊検査を選択してがんばっている卒業生にたくさん会えたのも嬉しかったです。IHIで超音波をやっているS君、忙しそうだったけれど、すれ違い際に元気な笑顔と会釈。MHIでは、ジェットエンジンやロケットエンジンの超音波探傷をしているIくんとは少し長く話せました。語り口のいきのよさが気持ちよかったです。

現場であったH君は蛍光浸透探傷検査の担当だそうで、飄々とLE7の検査をしていました。HⅡAロケットの打ち上げが成功した直後でしたが、すでに次や次の次が準備されていました。

元気がよみがえってきました。

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コメント

>石川島播磨重工航空宇宙本部瑞穂工場

近所に住んでたことがあります。当時勤めていた事業所の課長さんが呼ばれて技術打ち合わせにいってきたということで、聞いてみと「信頼性が高いから、冷間鍛造で無理なものの出てくるだろうなあ」といっていましたが、それ以上に機密秘匿の問題が自動車と比べても高い。ハードル高そうだといってましたね。
やっぱり、品質が本当に命。従って欠陥の抽出技術をどうにかせねばというところで2人とも首を立てに振りました。

投稿: デハボ1000 | 2006年12月22日 (金) 20時54分

こんにちは。出張お疲れさまでした。卒業生の活躍はうれしいものですね。業界の裏事情などの情報も入手できますし。私も最初の教え子がようやく30歳くらいなので、機械やロボットの業界話を聞く機会が増えてきました。

ようやくブログで動画が紹介できるようになりました。よろしければご覧ください。

投稿: KADOTA | 2006年12月22日 (金) 21時40分

デハボ1000 さん
私の地元にもトヨタといすゞの工場がありますが、自動車と比べて航空機やジェットエンジンの製造現場は手作り感があります。見つけ出すべき欠陥のサイズは地上の建造物と比べて一桁下がります。技術の伝承がどこも課題のようです。

KADOTA さん
HⅡAロケットの成功失敗、B787や新しいエンジンの成功がすごく身近に感じます。教員暦としてはKADOTAさんとほとんど同じですので、最初に教えたのが30代半ばにきています。

投稿: SUBAL | 2006年12月23日 (土) 00時21分

先日はご来所ありがとうございました。
後輩を前にし、こちらも改めて身が引き締まりました。
学生の頃とは違い検査に対しての知識や技術が少しずつですが向上し、検査に対しての疑問や、改めての難しさを痛感しています。
検査という仕事。匠が作り上げた品物に“NO”を告げるのは反感も頂きます。ものを検査する側より作る側になった方が楽なのではと思う瞬間もあります。
検査の仕事は決して楽ではありません。が、後輩には検査の世界に飛び込んできて欲しいと願っています。この世界でしか味わえない面白さを体感して下さい。

投稿: MHIのI | 2007年1月 1日 (月) 23時52分

Iくん コメントありがとう。
元気な顔を見れたのも良かったけれど、かつての教え子と超音波探傷の話ができたのが教師冥利に尽きるな、と思いました。改めてちゃんとした授業をしなくちゃ、とふんどしを締めなおしたわけです。
検査屋は、ある意味どうしても嫌われ者になることを覚悟しなければなりません。目先の利害では邪魔者です。遠くを見据えてだめだと言い切る芯の強さが必要です。
それを面白いと思い始めているのだからたいしたものです。
今度は私が教えてもらう番だね。

投稿: SUBAL | 2007年1月 2日 (火) 01時37分

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