超音波リモコンはなぜ消えた(2)
サンヨーが発売した超音波リモコンつきテレビ「ズバコン」、1971年から1978年ぐらいまでは販売していたようです。(1975年からという情報もあります)
身の回りにある音が鳴ることによって誤作動をしたようです。たとえばこちら。
音には倍音が含まれることから、聞くことのできる音の中にも超音波が含まれることがあります。
でも、現在広く使われている赤外線を使ったリモコンでも、赤外線も回りにたくさんありますので、同じことが起きてもおかしくありません。
Wiiのリモコンは、リモコン自体が「センサーバー」から発せられる赤外線を受けますが、ろうそくの光でも代用できるという話もあります。太陽光や電灯、熱源があれば赤外線も出ています。
超音波による通信では、誤作動を防ぐ処置が難しいのか、あるいは技術的にかコスト的にか赤外線方式に勝てないということでしょう。
サンヨーのズバコンがTVとリモコンの間で、どのような通信を行っていたのかは、よくわかりません。
現在の赤外線方式のリモコンでは赤外線を発するLEDを点滅して通信しています。デジタルカメラのモニターで見ると赤外線とその点滅が確認できる場合があります。
赤外線リモコンの点滅がどの程度の間隔で行われ、それが意味するものは、こちらとこちらに詳しく書かれています。いくつかの方式がありそうですが、
μ(1万分の1)秒のオーダーで、0 1のデジタル信号を通信しています。600μ秒の間隔で、オンオフが確認されているようです。2から3m(千分の2~3)秒で必要な情報を送っています。
さて、これが超音波で可能なのか、というお話は、また明日。
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コメント
幼いころ通院していた某大型大学病院にSANYO製のがあって待合室においてあったのですが、私の目の前でチャンネルが突如回りだすというと言うのがありました。原因はグランドピアノの演奏に同期して回るということでしたね。でチャンネルを回すモーター(回路?)が1年でお亡くなりになってしまったとか。
幼い時なので推測の域をでませんが、かなり高い高音域を演奏したときに限るとは記憶しています。あと早い演奏の時も。患者呼び出しのチャイムでも時に応答したということも聞きましたから、そのあたりになにかヒントがありそうですね。
投稿 デハボ1000 | 2007年4月26日 (木) 07時15分
デハボ1000 さん ありがとうございます。
こういう具体的な体験による証言を待っていました。
倍音による超音波の発生、周期的に断続する音に反応したのだろう、と推測しています。それもおそらく大々的に売り出した1975年から76年のテレビ・・・。デハボ1000さんが入院していたのはこのころですか?
投稿 SUBAL | 2007年4月27日 (金) 00時00分
>それもおそらく大々的に売り出した1975年から76年のテレビ・・・。デハボ1000さんが入院していたのはこのころですか?
1975年ぐらいです(このときは通院でして薬局の待合室においてました)つまり高いところにTVをおく必要からこれを導入したみたいです。
この病院に勤めていた親族がいたから知ってるのですが、苦情がでていたけど、修理も出来なかったらしく、そのうち壊れてメーカーが直々に代替品としてもって来たのが普通のTVとチャンネルを変えるための長い柄の付いた棒(爆笑)だったことから「もうあきらめた」と言う状態だったみたいですよ。
投稿 デハボ1000 | 2007年4月27日 (金) 01時50分
デハボ1000 さん
超音波リモコンの誤動作について私の記憶にはないのですが、「チャンネルを変えるための長い柄の付いた棒」は記憶にあります。蕎麦屋なんかにあったような・・・・
棒でチャンネルを切り替えることができるとすると、1977に発売になっているタッチスイッチタイプのテレビかと推測します。
投稿 SUBAL | 2007年4月28日 (土) 03時12分