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2007年4月10日 (火)

50年の歴史に幕 IHI田無工場

IHIの方からメールが来て、同社田無工場が3月20日ちょうど50年の歴史に幕を降ろしたとのことです。予定より少し早まっているようです。

Ihitanashi 「昭和32年(1957年)1月、石川島は東京田無に工場用地を取得した。この場所は、戦前、中島飛行機の下請け・豊和産業があったところで、戦時中は主に中島飛行機のキャブレターや高圧オイルポンプといった補機類を生産していた。昭和30年(1955年)6月から、この敷地の片隅にあった豊和産業の元宿舎に、財政にゆとりのないNJE(日本ジェットエンジン株式会社)が間借りしていたところでもある。」(前間孝則著「ジェットエンジンに取り憑かれた男 下」講談社より)

土光の愚挙」といわれたこの田無工場の開設から、ジェットエンジンメーカーとしてのIHIが始まりました。

J47tb4  そのころエンジンがJ47です。

Ihitanasiti 田無工場の方からいただいたチタニウム合金の杯です。

以前にも書きましたが、田無工場でリタイヤする現場の方に仲間たちが送る慣わしがあったと聞きました。

田無工場の役割は、新設された福島県にある相馬工場に引き継がれます。

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私は2度ほど訪問したことがありますが、最初行ったときは、工場に入る前から驚いていました。武蔵境駅からタクシーでいきましたが、住宅街のずいぶん細い道を通るなぁ・・・渋滞かわしの抜け道かな、と思っていたらいきなり工場正門でした。

今年7月から、社名を石川島播磨重工業株式会社から株式会社IHIに変更するとのプレス発表がされています。

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コメント

飛行機関係の技術者のお知り合いには縁が少し遠いのですが、IHI系列に「なった」会社にはかなり知り合いが勤務しているようです。相馬とか又遠いなあと思いましたが、考えれば、「仙台空港に思いっきり近い」んですよね。資産管理の上からは仕方なかったのと、用地の拡張が狙いなのでしょう。(田無が思いっきり狭いですからね)

私の興味は、技術伝承の確定化と瑞穂事業所との連携の2つに尽きます。

投稿: デハボ1000 | 2007年4月11日 (水) 08時59分

デハボ1000 さん こんばんは
相馬工場にもいらっしゃい、と誘われてはいるのですが、まだ行っていません。
>私の興味は、技術伝承の確定化と瑞穂事業所との連携

設計部門の多くは瑞穂工場のすぐ近くの「昭島事務所」に残す形をとったようです。これがどのような判断だったのかは、確かなことは知りません。
田無工場にはそのほぼ中心部に「匠道場」というのがあり、技能の伝承に力を入れているとのことでした。多分これは相馬で受け継がれているのでしょう。

団塊の世代の定年退職はIHIに限らず、どこの企業でも技術技能の伝承という点で、大きな課題のようです。
IHIは相馬への移転という50年ぶりの大変革であっただけに、もれ聞こえてくるだけでも様々な「人間模様」があったようです。

投稿: SUBAL | 2007年4月12日 (木) 02時18分

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