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2007年4月29日 (日)

2MHzの斜角探傷

このブログの話題は、あまり一般的ではないかもしれません。今日のは、特に狭いかもしれません。ほとんど自分自身の備忘録です。

溶接部を探傷するのには、横波を伝搬させる斜角探傷を使います。よく使うのは、5MHzで公称屈折角70度の探触子です。

Sv 2MHzの探触子(STB屈折角:69.0度 振動子寸法:10×10mm方形 振動子材料:ジルコンチタン酸鉛)を使うと妙なエコーが出てきます。その正体を確かめるために、標準試験片STB-A2にある直径2mm深さ2mmの穴を探触子側において、コーナーからのエコーが出ないように斜め45度方向から狙いました。

Sv2 100mmぐらいから探触子を近づけたときのエコー高さの軌跡が、右の図の青い線です。面白いなぁ。ジェットコースターのように上下しています。近距離音場のような音圧分布に見えます。

試験体の内部を伝搬した音ではなくて、表面を伝搬した漏洩表面波です。

公称屈折角70度2MHzの斜角探傷では、表面に反射元があればそれからのエコーが出てくる可能性があります。探傷すべき内部と範囲が重なる場合は、判断が難しいことになってしまいます。

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久しぶりにのんびりしました。さあ、明日からは遅れを取り戻すために、馬力を入れなければ・・・。今日は寝ますか。おやすみなさい。

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コメント

こんばんは。これは音波屋としてはコメントせずにいられませんね。

>探傷すべき内部と範囲が重なる場合は、判断が難しいことになってしまいます。

そうなんです。想定外のエコーは悩みの種です。
精神衛生上(?)よくありません。
探触子の種類が揃っていないので検討するには厳しい環境下ですが,僕もできる限りいろいろと試してみたいと思います。

投稿: niwatadumi | 2007年4月30日 (月) 22時05分

niwatadumi さん こんばんは 
これ、niwatadumiさんからの宿題の途中なんですね。例のSTB-A1のスリットのやつ。

>僕もできる限りいろいろと試してみたいと思います。

ぜひ、試した結果を教えてください。

投稿: SUBAL | 2007年5月 1日 (火) 02時40分

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