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2007年6月26日 (火)

秋田大学付属鉱業博物館(その2)

秋田大学付属鉱業博物館には、超音波に関係する展示がありました。鉱物と超音波・・・?まぁご覧ください。

Synthetic_quartz_crystal2_1 まずは人工水晶です。水晶は圧電材料の代表です。水晶の圧電性を発見したのは、J.キューリーとP.キューリーの兄弟です(1880年)。現在も水晶振動子として通信機器などに広く使われています。ソナーも医療用も金属探傷用も当初は超音波を発信するのに水晶の振動子を使っていました。

人工水晶は室蘭市にある日本製鋼所の関連会社であるファインクリスタル株式会社製造しています。

Trun 水晶の圧電効果を超音波の発信と受信に使い、実用の道を開いたのはフランスのランジュバンです。ランジュバン型振動子が展示されていました。2枚の厚い鉄片ではさむことにより、共振周波数を下げてエネルギーの高い超音波を発信することが可能になりました。第1次世界大戦でドイツの潜水艦に苦しめられていた米英仏が、その勝利を決定的にするきっかけとなったといわれています。

Langevin 現在、強力超音波を発信させているのは、ランジュバン型の改良型といえるボルト締めランジュバン振動子です。これも展示されていました。

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Tdk 現在、超音波探傷をはじめとしてほとんどの超音波機器で使われている超音波を発信し受信する振動子は、水晶ではなく、ファインセラミックスで作られています。ジルコンチタン酸鉛やチタン酸バリウムです。その製造工程の展示もありました。超音波振動子は人工の鉱物という位置づけでしょうか。

Akitauniv

帰りのバスの中から、鉱物博物館の建物を撮影しました。

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コメント

こんにちは。そうですね。こういうのも超音波に関係するのだと思います。技術・工学のブログランクの下の方に、超音波というタイトルのブログを見つけました。
http://blogs.yahoo.co.jp/us123s

投稿: KADOTA | 2007年6月27日 (水) 20時44分

KADOTA さん
現在執筆中の本に掲載できる写真も撮ってきました。
>超音波というタイトルのブログ
洗浄機にかかわっている方のようです。

投稿: SUBAL | 2007年6月28日 (木) 00時14分

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