ワッシャーがなかったからボルトが外れた?
沖縄で炎上した中華航空機事故。ボルトが外れて、スラットを格納するときに燃料タンクを破ったことが原因だったことが明らかになっています。
ANKの機体でも、ワッシャーが取り付けられていない機体があることが明らかになりました。
でもですね。ワッシャーが取り付けられていなくてもボルトは外れないですよ。中華航空機ではダウンストップと呼ばれる部品が付いていなかったことが致命傷になっています。どんなカタチになっているのかわかりませんでしたが、航空局の事故調が公開した画像で大体わかりましたね。
ワッシャーの次についているたて筋の付いている部品。Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3段階があるようです。スラットを出し切ったときの位置を数㎜の範囲で60度回転させることで微調整する役割がありそうです。
中華航空機ではこの部品が取り付けられていなかったことでボルトが抜け落ちているわけです。
ANKの機体ではこの状態からではボルトが抜けることはありません。
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