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2007年8月31日 (金)

ワッシャーがなかったからボルトが外れた?

沖縄で炎上した中華航空機事故。ボルトが外れて、スラットを格納するときに燃料タンクを破ったことが原因だったことが明らかになっています。

ANKの機体でも、ワッシャーが取り付けられていない機体があることが明らかになりました。

China でもですね。ワッシャーが取り付けられていなくてもボルトは外れないですよ。中華航空機ではダウンストップと呼ばれる部品が付いていなかったことが致命傷になっています。どんなカタチになっているのかわかりませんでしたが、航空局の事故調が公開した画像で大体わかりましたね。

ワッシャーの次についているたて筋の付いている部品。Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの3段階があるようです。スラットを出し切ったときの位置を数㎜の範囲で60度回転させることで微調整する役割がありそうです。

中華航空機ではこの部品が取り付けられていなかったことでボルトが抜け落ちているわけです。

ANKの機体ではこの状態からではボルトが抜けることはありません。

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Washer_2 もちろん、ワッシャー付いていないことがよいとはいえません。でもワッシャーにボルト抜け止めの役割を求めてはいけません。

Chinanhk NHKはまだこのCGを使っています。

中華航空機の炎上では、ワッシャーよりもダウンストップが取り付けられていなかったことが重要です。

それとダウンストップが取り付けられていないとボルトが抜け落ちるナットサイズとしている設計上の問題があるのかもしれません。

問題はワッシャーではないでしょう。

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コメント

構造がこちら(→ http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/mlit/story/photo02mainichiF20070831k0000m020084000c/)の図のとおりだとしたら,ボルト以外の部品も脱落していたはずですね。でもナットつきで抜けるとは…。ボルト穴とナットの外径がぎりぎりサイズなんでしょうか。それとも「ボルトとワッシャーの使い方」図で「>ありえません」としてある使い方をしたのでしょうかね。ちょっと異常な話です。

投稿: niwatadumi | 2007年8月31日 (金) 12時58分

たびたび失礼します。
今日の読売朝刊の1面に「ナットの外径(10.6ミリ)と,隣接する別の部品の内径はほぼ同じ」という記述がありました。

投稿: niwatadumi | 2007年8月31日 (金) 22時56分

niwatadumi さん おはようございます

多分ブッシングが入っていて、その外径とナットの径がほぼ同じ、ということだと思います。そうするとナットはスラットのアームに開けられた穴を通り抜ける。

今回の事故は、ダウンストップという名の六角形の部品が取り付けられていなかったことが直接の原因と見えます。
なぜ、報道ではワッシャーにされているのでしょうか?私にはわかりません。

現場の作業者のミスと思われることには反応は早いが、設計ミスにつながるかもしれない情報には慎重なのかなぁ。とかんぐっているのですがね。
ANKの件のボーイングに対する問い合わせも、組立作業の問題ですからね。
この部品のボルトの締め付け力はどこにどのように作用するようになっているのか、それとストッパーの位置微調整の作業手順はどのようなものなのか、私はそのあたりが気になるところです。

投稿: SUBAL | 2007年9月 1日 (土) 07時21分

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今般沖縄で生じた737-800の事故(参考としてこちら。今現在の日本版は中国語の翻訳ということで注意書きがあるためこちら [続きを読む]

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