ワッシャーが無いと抜けるボルト???
中華航空機の炎上事故は、トンデモ事故の様相を呈しています。
NHKのニュースでは、ボーイング737の1998年以降に製造された機体では、スラットアームのボルトのサイズが変更されて、ワッシャーが無いとボルトが抜け落ちる構造になっていたというのです。
NHKのニュースのレベルは低くなっていますから、報道ミスかもしれないという疑いの目は必要でしょうが、驚きです。
ヒューマンエラーとかフェイルセーフとかが語られていましたが、それ以前でしょう。この報道が本当だとすると、「トンデモ設計」じゃぁありませんかね。
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コメント
的外れかもしれませんが…
中学生でもWasherが強度を分担しているなんて思わないと思います。
Bolt sizeが変更になった…ということはUndersized Boltということでしょうか。
普通はBushingとかをいれてTight fitにするのですが、WasherでBolt Holeを表面上絞っていたということでしょうか。
NEWSを見ていないのでわかりませんが…
投稿: たけひろ | 2007年9月 9日 (日) 05時16分
たけひろ くん おはよう
>中学生でも・・・
NHK科学部の知識は中学生以下?NHKのあの映像は、ボルトを締めたことのある人は直感的にもおかしいと思うはずです。
ボーイングの平成10年の変更が、何の理由なのかはもちろん私にはわかりません。
ブッシングを変更する必要が何らかの理由であった(多分割れるか変形するかで肉厚の厚いものに変えなければならなかった)。それにあわせてボルトのサイズダウンをした。そのときに・・・というストーリーかな、と想像していますが、わかりません。これからの報道に注目しましょう。
笑い話のような話になるような気がします。死者やけが人の出ていない事故でよかった。
投稿: SUBAL | 2007年9月 9日 (日) 08時27分
ボルトのサイズを下げるということは普通しないのでは?とも思います。
それだけ強度が下がるわけですから。
理由はわかりませんが、もしかしたら「ボルトサイズの変更」のほかに改修命令がでていたのを見落としていたのかもしれません。
大きな事故ですが、大きな事故にならなくて良かったです(?)
投稿: たけひろ | 2007年9月10日 (月) 01時35分
常識外のことが行われたということですね。合理的な行動は聞かなくとも判る場合が多いけれど、非合理な行動は調べないとわからない、ということですね。
投稿: SUNAL | 2007年9月10日 (月) 07時11分